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天狗風 霊験お初捕物控(二) (講談社文庫) 文庫 – 2001/9/14
宮部 みゆき
(著)
『模倣犯』の著者が放つ長編時代ミステリー嫁入り前の若い娘が一陣の風とともに次々と神隠しに!不思議な力をもつお初は、勿然と姿を消した娘たちの謎を追うことに……。待望の“霊験お初捕物控”第二弾。
- 本の長さ576ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/9/14
- ISBN-104062732572
- ISBN-13978-4062732574
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商品の説明
著者について
宮部みゆき(みやべみゆき)
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞、’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’99年『理由』で直木賞を受賞する。また’01年は『模倣犯(上下)』がベストセラーとなり話題となる。著書は他に『ぼんくら』『初ものがたり』など。
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞、’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’99年『理由』で直木賞を受賞する。また’01年は『模倣犯(上下)』がベストセラーとなり話題となる。著書は他に『ぼんくら』『初ものがたり』など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/9/14)
- 発売日 : 2001/9/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 576ページ
- ISBN-10 : 4062732572
- ISBN-13 : 978-4062732574
- Amazon 売れ筋ランキング: - 299,552位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
イメージ付きのレビュー
3 星
紛らわしい書籍題名
この作品名「天狗風 霊験お初捕物控【二】」と「新装版 天狗風 霊験お初捕物控」では別作品あるいは続編と勘違いすることがあり、その罠に嵌った小生です。いずれも同一作品。講談社よ!いい加減にしろ!テレパシーとでもいうのだろうか。そんな力を持った与力の妹お初が活躍する連続女性神隠しに挑む捕物張と言うべき作品。娯楽物としては長篇ながら十分楽しめる。一般文学通算2376作品目の感想。2020/02/19 19:55
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トップレビュー
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2016年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作を読んでから読むとだいぶん違うけどこれはこれで面白かったです。
2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮部みゆきは天才作家だとつくづく思った1冊です。時代物は日本のトップ作家であり、他の追随を許さないだけの内容がであり
あっという間に読み終えてしまいました。
あっという間に読み終えてしまいました。
2009年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
捕物帳+超能力+オカルト
「天狗風」では内側に暗い部分を抱える人間の深層心理に踏み込んでいきます
嫁入り間近の娘が神隠しに会う事件が続発
自分の美貌にしか目を向けず、不幸のうちに亡くなった女
奉行
どうやらこの天狗は、いつまでも若く美しくありたい、そうして現世でそれを享受したいという思いが凝り固まって生れた妄念の化け物であるようではないか。では、そういう妄念を抱く亡者に魅入られ、憑かれ、足場として操られてしまう娘さんとは言えば、どんな娘さんであろうな?
右京之介
むしろとても地味で姿形に自信のない娘、しかもそれでいて女子は姿形の美しさにこそ価値があり、そうでなければならぬと思い込んでいる娘。
奉行
そのとおりだ。そういう娘は心の底に天狗の妄念と同じ琴線を持っておる。だから共鳴し、憑かれてしまうのだ。
怖いです
オカルト的なものを一切信じない、事件には全て裏付けがあるとして取調べを進める同心
倉田主水
鬼神よりももののけよりも恐ろしいのは人間の方だ。都合の悪いこと、見たくないもの、聞きたくないことを不思議話の中に押し込めて、自分にも世間にも嘘をつき通す。人間ほど恐ろしいものはない。私は北町奉行所の同心として、この十手にかけて、そのような人間の嘘がつくりだす、まやかしの鬼神やもののけと闘おうと思った。それを心に誓ったのだ。
これもまた怖い
物語は桜の花の季節
桜の花には、日本人の感性に結びつく独特の感情が入り交じります
満開の桜の枝の間から見える娘の顔
想像しただけで身震いします
宮部さん、上手いですね
「天狗風」では内側に暗い部分を抱える人間の深層心理に踏み込んでいきます
嫁入り間近の娘が神隠しに会う事件が続発
自分の美貌にしか目を向けず、不幸のうちに亡くなった女
奉行
どうやらこの天狗は、いつまでも若く美しくありたい、そうして現世でそれを享受したいという思いが凝り固まって生れた妄念の化け物であるようではないか。では、そういう妄念を抱く亡者に魅入られ、憑かれ、足場として操られてしまう娘さんとは言えば、どんな娘さんであろうな?
右京之介
むしろとても地味で姿形に自信のない娘、しかもそれでいて女子は姿形の美しさにこそ価値があり、そうでなければならぬと思い込んでいる娘。
奉行
そのとおりだ。そういう娘は心の底に天狗の妄念と同じ琴線を持っておる。だから共鳴し、憑かれてしまうのだ。
怖いです
オカルト的なものを一切信じない、事件には全て裏付けがあるとして取調べを進める同心
倉田主水
鬼神よりももののけよりも恐ろしいのは人間の方だ。都合の悪いこと、見たくないもの、聞きたくないことを不思議話の中に押し込めて、自分にも世間にも嘘をつき通す。人間ほど恐ろしいものはない。私は北町奉行所の同心として、この十手にかけて、そのような人間の嘘がつくりだす、まやかしの鬼神やもののけと闘おうと思った。それを心に誓ったのだ。
これもまた怖い
物語は桜の花の季節
桜の花には、日本人の感性に結びつく独特の感情が入り交じります
満開の桜の枝の間から見える娘の顔
想像しただけで身震いします
宮部さん、上手いですね
2013年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言葉が話せる猫が出てきたり、面白かったです。宮部みゆきの本は何冊も持っていますがこれも読み応えがありました。
2020年2月19日に日本でレビュー済み
この作品名「天狗風 霊験お初捕物控【二】」と「新装版 天狗風 霊験お初捕物控」では別作品あるいは続編と勘違いすることがあり、その罠に嵌った小生です。いずれも同一作品。講談社よ!いい加減にしろ!
テレパシーとでもいうのだろうか。
そんな力を持った与力の妹お初が活躍する連続女性神隠しに挑む捕物張と言うべき作品。
娯楽物としては長篇ながら十分楽しめる。
一般文学通算2376作品目の感想。2020/02/19 19:55
テレパシーとでもいうのだろうか。
そんな力を持った与力の妹お初が活躍する連続女性神隠しに挑む捕物張と言うべき作品。
娯楽物としては長篇ながら十分楽しめる。
一般文学通算2376作品目の感想。2020/02/19 19:55
この作品名「天狗風 霊験お初捕物控【二】」と「新装版 天狗風 霊験お初捕物控」では別作品あるいは続編と勘違いすることがあり、その罠に嵌った小生です。いずれも同一作品。講談社よ!いい加減にしろ!
テレパシーとでもいうのだろうか。
そんな力を持った与力の妹お初が活躍する連続女性神隠しに挑む捕物張と言うべき作品。
娯楽物としては長篇ながら十分楽しめる。
一般文学通算2376作品目の感想。2020/02/19 19:55
テレパシーとでもいうのだろうか。
そんな力を持った与力の妹お初が活躍する連続女性神隠しに挑む捕物張と言うべき作品。
娯楽物としては長篇ながら十分楽しめる。
一般文学通算2376作品目の感想。2020/02/19 19:55
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2013年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い本ですが、きれいな状態なのでたいへん満足しています、気持ちよく読むことができます。
2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態の本でした。内容も、宮部みゆきの本所深川もので最近のマイブームですので、お気に入りです。
2007年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終わって一寸しんみりした.著者の江戸物は深川に住んで四代目の筋金入りの東京言葉で書かれているのが他の作者に真似のできない貴重な正統性を保証してくれるだけに,このお初物もやはりかけがえのない存在なのだ.それがこの作品が書かれて以来十年余に亘って新作がないのは,由々しき欠落といはずばなるまい.震える岩 から 天狗風 と話の柄が大きくなってはきたが,著者の実力を以てすれば,これでお終いと言うのには早すぎる.まあ著者がその気になってくれなければどうしようもないことだけれど,そろそろ次のお初物をねだっても罰は当るまいと思ってはいけませんか.捕物帳は何より人情噺で風俗誌を兼ねる本質上,見掛けよりも手が掛かるものだってことは承知の上でのお願いなのですけど.聞いちゃあ頂けますまいか.